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骨佛
設立趣意
当寺は、明治の行智僧正の住職の頃、十万人精霊供養会(十万講)を勤修していました。(現在、本堂前に十万講供養塔が建立されております)その為、時世を見据え、さらに12年に1度(子年開帳)秘仏御本尊を常時参拝できるように骨仏を発願しました。
骨佛について
骨佛とは、お骨で造られた仏様です。
それには2種類あり、人骨を固めて作る骨佛と、 仏像内に納骨する骨佛があります。国上寺は前のタイプです。
像内にもれなく仏様と一体になれるのが特色です。
昨今、子供がいない、娘だけ、離婚をして…など後継者がなくお困りの方が多くみられます。先祖代々の墓があっても無縁になるケースが多く、散骨をしたり、遺骨を自宅に持ったまま供養されないお家も少なくありません。
このような世情により、手を合わす対象や場所が見直されてきており、現代は骨佛がその役割を担っていくものの一つと考えられます。
遺骨が仏様になり、故人がたくさんの方々に手を合わされる存在となるのです。お墓のように、子孫がいなければ無縁になるという心配もありません。
墓地所有の方も、たとえ一片でも骨佛に分骨されれば、その方が祈りの対象となります。次世代の方が次々と手を合わせて供養してくれると共に、私自身も仏の姿となって見守れる、このような存在になれるのがお骨佛です。
宗派を問わず受付をいたしておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
国上寺秘仏御本尊阿弥陀如来を造立します。
(遺骨が集まり次第、骨佛を造立します)
納骨の費用
納骨料 | お骨 1体分、分骨関わらず:5万円 |
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納骨時にご準備いただくもの
- 遺骨
- 故人の俗名・没年月日・法名又は戒名のある方は法名又は戒名を記入したものをお持ち下さい。
※位牌を納めることもできます。
お申し込み手続き
受付は、午前10時より午後4時頃の間、毎日お申込みできます。
お電話にてご予約の上受付事務所までお越し下さい。
申込書に必要事項を記入していただきます。
納骨
お骨を納めていただきますから、焼香していただきます。
※御彼岸、お盆時など随時ご参拝下さい。