国上寺の水子供養

新潟県・国上寺(こくじょうじ)は、静かな国上山に包まれた落ち着いた雰囲気の寺院です。当寺では水子供養のご縁を大切にし、命の重みをしみじみと感じる場として知られています。このブログでは、国上寺の歴史や環境、独特の供養儀式、体験者の声、アクセスと利用の流れなどを、たっぷりとご紹介します。
国上寺とは?
1. 歴史と由緒
国上寺は、西暦709年に開かれたとされ、地域と共に歩んできた歴史ある寺院です。かつては上杉謙信公祈願寺として栄えた時期もあります。その後、真言宗豊山派に属し、子育てや安産祈願、そして水子供養において、全国からネット供養をはじめとして参拝者が訪れるようになりました。
2. 自然に囲まれた環境
静かな山間、鳥の声や風の音に包まれる境内。都会の喧騒から離れ、ここでは自分自身と向き合う時間がゆったりと流れています。水子供養の法要は、この静寂と調和するように心をこめて行われるのです。
水子供養とは?
1. 水子供養の意味
水子とは、胎児や乳児の尊い命を指します。事情により命が育まれなかったその存在を、寺院で法要を行い、供養することで慰霊と再生の祈りを捧げます。日本各地で行われますが、国上寺では特にきめ細かな心遣いが評価されています。
2. 国上寺における特徴
個別供養が基本:多くの寺院では合同供養も多い中、国上寺では一人ひとりの胎児を大切に扱い、一つのいのちの個別に供養するケースが多いです。
読経に込める祈り:住職による丁寧な読経は、心に響く声であり、涙が溢れる方も少なくありません。
供養後のお守りも授与しております。ご希望で、戒名を授与、永代供養も承ります。

法要の流れ
以下は、国上寺で一般的に行われる水子供養の流れです(事前予約制、人数や内容により変わります)。
- 1. 受付とご相談
- 方丈講堂で受付からスタート。失敗や後悔の気持ちを整理し、自分に寄り添う時間をとります。
- 2. 法要・読経
- 方丈講堂にて、ご家族(夫婦、お一人でも可)と住職による読経。未来に還る安寧を祈ります。
- 3. お焼香
- ご家族が順にお焼香。ここで、過ぎし日のお子さまに「ありがとう」をそっと伝えます。
- ご参列の皆様に清浄祓い。
- 4. お守りの授与
- 心のやすらぎを願い、住職が法話
- ※ 参列者には、写真を持参して供養するケースもあります。
体験者の声
「予約のメールからすでに丁寧で、住職はやわらかい口調でこちらの気持ちを受け止めてくださった」
「読経の後、涙がとまらなかったが、すごく心が軽くなった」
「戒名を希望してお戒名をもらい、選んだ文字には“光”や“希望”が込められていて、救われるようでした」
SNSや口コミでも、国上寺の“ひとりひとり丁寧な供養”に共感する声が多数あります。
アクセス&予約方法
- アクセス
- 所在地:新潟県燕市国上1407
- 最寄り駅:JR弥彦線 弥彦駅より車で約10分。
- 自動車利用:関越自動車道三条燕ICより約30分。境内に大型@駐車場(無料)あり。
- 予約方法
- 完全予約制:電話または公式ウェブサイトにて事前申込。
- 受付時間:平日9:00~16:00
- 当日持参物:生花、エコー写真
- 料金:お布施(目安11,000円)
まとめ
国上寺の水子供養は、以下のような方に特におすすめです。
「自分をごまかさず、しっかり向き合いたい」
「失った命にも“ありがとう”と伝えたい」
「お戒名やお守りと共に、静かに心に寄り添いたい」
「心の片隅に供養しなければと思い続けている」
「生活が漸く落ち着き、そろそろ供養しようと思っている」
自然豊かな境内で、住職と向き合いながら、過去と未来のあいだに癒やしの時間を持つことができます。 どんなに言葉を尽くしても、「もし…」という思いはどこか消えません。しかし、国上寺の読経と祈り、その真摯な供養の場は、心のしこりをそっとほぐしてくれます。
もし、興味を持たれた方は、公式ウェブサイトやお電話で詳細を問い合わせてみてください。この記事を通じて、悲しみや想いに悔いのない時間が訪れますように心から祈っています。